About Mono Ludens


モノ・ルーデンスとは、「遊び道具」の事である。

勿論、そんな言葉などこの世に存在しない。

博識な方ならば直ぐお分かりになられたと思うが、これはオランダの歴史学者 ヨハン・ホイジンガ(Johan Huizinga)が提唱した、人を呼称するラテン語「Homo Ludens(遊ぶ人)」を私が勝手にもじった言葉なのだ。

そして、ここで言う「Mono」とは「物」や「者」の事であり、「単一」という意味を持つギリシア語の「mono」だったりもする。ちなみに、「Homo Ludens」の「Homo」は「人」を表す単語であるが、「Mono」は語呂的にも「人」と意味が近しい「者」を連想させることから、「Homo」と「Mono」はあながち遠い存在では無いと感じる方もいらっしゃるのではなかろうか。それに加え、「物」という概念も持ち合わせるのだから、「遊び」を意味する「Ludens」と組み合わせるに大変相応しい言葉だとつくづく思えてしまう。

時に、ギリシア語の「mono」は接頭語である為、単独では意味を成さない。すなわち、「一人ぼっち」の癖に誰かと一緒でなければ言葉が成り立たないのだ。どんなに孤独を愛していても、結局は社会と共存しなければ生きていけない、そんな我々人間の境遇と非常に良く似ている。しかし、例え孤高の立場を貫いているつもりでも、結局は誰かの恩恵を少なからず受けているはずなのだ。自分を取り巻いている「物」や「者」に気付かない、そんな「Mono」こそ「Ludens」と結ばれて欲しい。

モノとアソビが人を紡ぐ瞬間、それはモノ・ルーデンス

当サイトは、そんな思いを皆様へ伝えたくて立ち上げたのだ。

一人でも多くの方に御覧になって頂けるよう、日々「Mono Ludens」に明け暮れる所存である。

April 1st, 2018