原産国表示について考えてみる。

いったい何処の国で作られた品物なのか。とある製品を選ぶ際、この事が非常に大きな判断材料となるケースは少なくない。仮に性能やデザインが劣っており、なおかつ価格面も不利な状況であろうが、原産国が決定打となって購入に至る場合すらあるほどだ。看板に偽りありの原産国表示であることは露知らず。

 

そもそも原産国とは?(日本の場合)

ズバリ、「実質的な変更をもたらし、新しい特性を与える行為を行った最後の国」が原産国と呼ばれるらしい。つまり、99.9%を他国で組み立てたとしても、日本で行なわれた残り0.1%の工程によって新しい機能が追加された場合、それは日本製と呼べるのである。極端な事を言えば、電源スイッチだけを日本で取り付けても日本製という事になるのだ。しかも、あくまで特性を与える行為のみで決まる為、100%他国製の部品を使用していても全く関係ない。大切なのは、実質的な変更をもたらした最後の国である事なのだから。

だったら、どこの国製でも同じでは?

違う!それは、断じて違う。確かに、製造工程の割合を無視し、最後の最後だけで原産国を決めてしまうのは得心の行かぬところもあるだろう。ましてや、どこぞの国で作ったとも知れぬ部品を使っている状況でもあるし。だが、私はそれでも原産国を重要視する。何故ならば、私自身が「ものづくり」に深く関わった仕事に従事し、「Made in Japan」であることに大きな誇りをもって毎日製品と向き合っているからである。現状に満足せず、更なる品質向上を目指す・・・暇もないし、性能に関わらない僅かな問題点であっても決して妥協しない・・・訳でもないが、とにかく頑張ってやってます。。。

イヤイヤ違う違う、そうじゃない。そうじゃないんだけど、そういうこともあります。ダメだと分かっているけど・・・。

そうそう、この姿勢なのだ! 妥協することは、本来あるべき姿ではないと作り手側が認識している、それがとても大切なのである。

何?だったら、そんな事やらなきゃいいジャンだと??

ばかもーーーーん!

私は、謙遜して問題点などと表現しただけで、実際は、ほえ?コレがダメなの?言われなきゃ全然分からないよ??程度の微細なレベルなのだ。

え?何?じゃあ、やっぱり不具合ジャン、だと??

ぶ、ぶぁかもーーーーーーーーん!!

私の語彙力の無さに対して揚げ足を取るんじゃない!

つまり、良否を判定する場合、当然下限値ギリギリの製品もあるんですよ、それを何とか少なくしなければならない事くらい分かってるんですよ、でも、毎日納期に追われて品質改善する暇がないんですよ、おまけに給料もあがらないんですよ、そんなこんなでお小遣いも減らされるんですよ、これじゃパァーっと遊びに行くことも出来ないんですよ、それが嫌なら早く偉くなって来いって言われるんですよ、じゃなきゃお前、不具合判定されるからな?って妻に脅されるんですよ、つまり、私は下限値ギリギリなんですよ、だから本当に何とかしなくてはならないんですよ、でも毎日ブログを書いているから暇がないんですよ・・・という堂々巡りなのである。お分かりになられたであろうか。私の苦悩を。そして、日本製の素晴らしさを。

※ちなみに、上の画像にある「Peregrine Furniture」は、原料から製造まで徹底的に日本製に拘った素晴らしい家具メーカーです。

 

ちなみに、こんな原産国もあります

コレ、私が仕事で愛用している拡大鏡だ。何と「Made in Belarus」である。しかも、原産国のみならず、製造メーカー自体もベラルーシの企業であるという珍しいお品。まぁ、ある程度の国力があれば当然自国生産の工業製品があるはずなので、単に日本では流通していないだけの話であるのだろうが。ちなみに、この拡大鏡は世界でもトップレベルの性能だと思う私。

もし、皆さんの中でこういった意外な国に隠された名品を御存じであれば、是非御教示願いたいものである。後学の為に。

 

そんな私が選ぶ、ナンバーワンの原産国表示とは!

哀愁漂うオッサンが高らかと右手を掲げるジャケットはとても印象的だ。そう、今は亡き不世出のボーカリスト、フレディ・マーキュリーを擁したモンスター・ロックバンド、言わずと知れたクイーン最大のヒット作である。

その名も「Made in Heaven」、直訳すると「天国で作られた」なのだろうが、人によって様々な意味に変化する素敵な原産国。私は「偶然」と訳しているが。

というか、へぇー、このアルバムが一番売れたんだーって感じである。意外と言えば意外。とりあえず、皆様一度は聞いたことがあるだろう名曲「I was born to love you」が収録されていたりもする。ご参考までに。

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Author : Shigeki

 

元来、活動そのものよりも、むしろ道具集めに熱心なタイプの自称アウトドア派であった。最近は体調不良という理由に託け、休日の度に一日中インドアでダラダラしている男がいたとするならば、それは間違いなく私の事である。

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